11.29.2014

クリムゾン

今日も仕上げをしました。思ったより時間がかかった…。 とにかくひとコマひとコマやる。長い目で見れば地味な作業の積み重ねが一番の早道だと思いました。

時間が押しちゃったので記事を書く気分でない。 イラストでお茶をにごすのら。


11.28.2014

勉強上手は分割上手

とある本で見かけた言葉。そうだよなぁと納得させられた。

今日は原稿の仕上げをする際に、今とりかかっている以外のコマを隠して仕上げをした。

他のコマが見えていると、ごちゃごちゃして複雑に見えたりそれがプレッシャーになってしまう。
たくさんの作業量に気負ってしまってなかなか作業にとりかかれなかったりする。それを防ぐため。
現在見えているひとコマに集中するため。
これがなかなか効率がいい。自分にはこのやり方が合っている。
今描いているひとコマをやる。それができたら次のコマ。それができたら次のコマ。その繰り返し。

いっぺんにやった方が早い、時間を無駄にしている気がする、という考えも出てくるけど、いっぺんにやると気負ってしまって何もしない時間がけっこう出てくる。なのでひとコマずつのやり方の方が集中力が保てるし、気持ちも楽になって作業を続けやすい。

数年前に手描きで描いていた頃も、ひとコマずつ、他のコマをコピー用紙でマスクするように隠して描いていたなぁ。そういえばその作品は一日2ページのペースで描くのを維持できて、32ページを一月足らずで仕上げられた。振り返ってみると毎日真面目に描けていい経験だった。

仕事が多くてどこから手をつけたらいいのか分からない。そういうのって、単純な仕事が積み重なって複雑になっている事がほとんど。

例えば宿題だと、プリント1枚だけなら気楽に取り掛かれる。
それを数日、1週間とさぼっていると数枚、数十枚に溜まってしまう。
さらにドリル、問題集、書き取りとか出されると量の多さにパニック、どれからやればいいのか分からなくなる。

そんな時も全体の量をひとつとして考えるのではなく、分割する。まずはプリント1枚。それができたら次のプリント。それができたらまた次のプリント。繰り返し。

時間はかかっても確実に前進できるやり方。
迷った際にはこれをやれば間違いない。


Dragon Ash 「Let yourself go,Let myself go」の一小節

行く当てもなく漂うのではなく
見据えた夢目指して舵を取る
かすかでも確実に前進
大切なのは前に出る姿勢
恐れからくる一歩の遅れ
それがもたらす致命的なロス
悩む前に体で反応
勇気ある者が持ちうる本能


この歌詞が頭で鳴り続けている。
本当にそうだよなぁ。
この曲を作った降谷健志は当時19歳くらい。
その彼よりもずっと歳をとった今でも心に刺さる。
恐れてしまった。一歩を踏み出せなかった。致命的なロスをしてしまった。
今からでも取り戻す。少しずつでも確実に前進して。



Dragon Ash - Let yourself go, Let myself go 投稿者 doaramania



11.27.2014

ブログスタイル

ブログってどういうスタンスで書くもんかなぁと考える。

自分としては、基本日記として書きたい。
日々感じた事、思う事を記す事でより理解が深まるし、形に残るので見返す事もできる。

公開している以上は人の目に触れるわけで、読んでくれる人の事を考えるべきでもある。
少しでも楽しんでもらえるように、不快な表現は慎むように。

自分がブログを書くと、自分語りばかりになって我ながら痛々しい。
一般常識をわきまえた方ならば誰が見ても恥ずかしくない良識のある記事を書くのだろうが。
見返す事もできると言ったけど、2,3日前の記事を読み返すのもはばかってしまう。

ただ、自分の場合、良識のある体裁とか意識すると他人行儀になって本音で話せず建て前みたいな文になってしまう。
それだと書くのも面倒になるし、書いていておもしろくない。

脳内を垂れ流すように自分の感情をそのまま書くのが楽しいし気持ちいい。
読者を満足させるよりも自己満足を優先させてしまっているけれど。
ブログは義務でも仕事でもないのでそこはファジーでいいのだ。

と、自分のブログとの付き合い方はこんな感じでやっていきます。
あんまり考えすぎると結局ブログをやらない事がノーリスクって結論になっちゃうので、深く考えずに日々感じた事を書いていきたいです。









おんじ、空が燃えているわ!

今日も原稿の仕上げをしました。
気分がノっていたので、スムーズにできるかと思ったら時間がかかった…。午前11時から始めて深夜の2時くらいまで…。
昨日は午後6時にできたのに。しかも昨日の方がメンタル的には手こずったのに。分からないものだなぁ。余裕ぶっこいていないで謙虚に行かないと。

画像は、今日のにわか雨後の夕焼け。あまりに真っ赤なので感動。
赤と青のコントラストが胸にくる。
絵を描く際も、光と影を補色にすると色相に変化が加わり色が豊かになって深みが出る。
それが現実に起こっているのだから大迫力で美しくて。
秋の空はいろんな表情を見せてくれます。

11.24.2014

れすてぃんあっとたいむす

今日はすごく散漫な日だった…。時間は充分あったのに…。
漫画やらアニメやらネットやらダラダラ見てしまって余計な事にエネルギーと時間を使ってしまった。

 「ヤマノススメ」が、あおいの夏休み宿題回でした。 夏休みに山登りを思いっきり楽しむため、たまっていた宿題をがんばって終わらせるあおい。いろいろあったけどきちんと終わらせた。堂々と開放的な気分で山に登るぞー!つ・づ・く・でした。
偉い。偉いよ…。こっちは未だに夏休みの宿題(原稿)終わってないよ…。爪の垢でも煎じて飲もうかしら。 
ダラダラと先延ばししても、同じ仕事を余計疲れた体でしなきゃいけなくなるだけなのに。なんでそれが分からないのか…。 

アキネイターというのを見つけた。ランプの魔人のやつ。 見かけたことはあったけど、どんなものか知らなかった。占い的な物かと思ったらそうではなく、思い浮かべている人やものを当てる遊びだそう。試しにやってみた。
 
あ、当てやがった…。まさか当たるとは思わなかった。どんだけライブラリが豊富なんだ。声出してびっくりしたよ。
何度かやってみると、アニメやゲームのけっこうマイナーなキャラまで当ててくる。質問に、「プリキュアのメンバー?」とか聞いてくるし。何でアラビアとかにいそうなランプの魔人がそんな事知ってんだ。

こんなことやってるからいけないのです。

11.23.2014

アロンザウェイバイバイシクー

今日から原稿の仕上げ(ベタ・トーン)に入りました。
なんかどうやったらいいのか要領がつかめずすごく時間がかかっちゃいました…。
3枚仕上げをしたので、その原稿をベースにして進めていきたいです。

原稿時のBGMとして、ネットラジオの音楽を聴いています。
こういうのってお店でしか聴けないものだと思っていた。延々とBGMが流れてくれるので便利すぎる。PCがあればこういう事なんでもできちゃうからすごい世の中になったものだ…。
http://www.shoutcast.com/
こちらの、Soundtracs→Instrumental Hitsがいい。基本、歌詞がない曲なので主張しすぎずBGMにぴったり。
Pop→A-101も好き。かっこよくて琴線に触れてくれる。
いろいろなジャンルがあるので好きなチャンネルを選べるのがよいです。


こちらは、とあるアミューズメント施設の看板のひとつ。
かわいいのでここを通りかかるといつも見ちゃう。


今日のとばさないOPED
「人生☆キミ色」 人生 ED

ちっこくなったキャラがかわいくて癒されるのと、ポジティブな歌詞に励まされます。
てこてこした動きのアニメーションがまたかわいい。弾むようなテンポの曲もよい。
やさしく元気付けてくれるこのEDのおかげで、「人生」はいつも気持ちよく観終える事ができます。

「人生」はとにかくキャラデザがよかった。この絵柄好みだ。
体育会系・理系・文系のキャラの個性がよく起っていて、お悩み相談の答えがそれぞれぜんぜん違っていておもしろい。
いくみのはっちゃけたノリとノーミソからっぽっぷりが笑える。
梨乃はオトナぶってるようで割りと隙だらけなとこがチャーミングだし、勇樹とのラブコメ展開もおもしろく観れた。
難しい設定とかなんもなくて気楽に観れます。アニメは力の入った大作ももちろんいいけどこういうのも大事。
しかしラストの展開はちょっとついていけなかった…。ピンチな状況だったはずなんだけど、ヤマ場がなくあっさりと解決しちゃった感じがした。そこを満足させてくれればかなりの良作だったのに~。

もとはラノベらしい。自分はラノベは全然詳しくないのだけれど、ラノベって漫画やアニメと違って文だけだから読者を楽しませるためにより強いキャラクターづけをしたりするのだろうか。だからいいキャラになるのかなと考えてみたり。



11.20.2014

うちのばあちゃん


タートルウォーク

今日は原稿の仕上げ(ベタ、トーン)に入ってみました。
が…仕上げの仕方が分からない…。
普通にトーンを貼るだけではのっぺりしてしまう…。モノクロの方がまだマシに見えてしまう。

今回はアメコミみたいにカゲをパキッとつけたいと思っている。なんとなくイメージはあるんだけど…それが形になっていないからまだとらえどころがない。
アメコミを参考にしてみるんだけど、大抵カラーなのでトーンにどう応用したものか考えあぐねている。

参考になるようなイラストを探したり見たりしているうちにグダグダとネット徘徊…。
なんか一度集中が離れてしまうと、取り戻すのが難しくなってしまう。
描き方が分からなくなった絵を再度描こうとするんだからなおさら。苦手意識みたいなものがついてしまって。なぜかスネたような感情になって描く気になかなかならない。

勉強の仕方みたいなサイトをめぐったり。
「いきなり何時間も勉強しようとは思わない。とにかく最初の5分勉強する事。簡単なことからでいい。それができれば10分、30分と続いていく。そうなれば、最初はためらっていた5分勉強なんてなんでもないくらいにたやすくできてしまう。」との事。
なるほどそうだよね。まずは簡単なところからだよね。
「時間がかかってめんどくさそうだけど少しずつでも確実に前進する道をあえて選ぶ事。
『確実に前進する』という事が何よりも強いメリット。」
確かに。例えゆっくりでも、一歩一歩完成に近づいている。続けていけば終わる。それが分かっているだけでもゴールに向かうモチベーションになる。地道な努力が何よりも確実。
「勉強法なんて見ていないで勉強する事。勉強を続けていれば勉強法なんて自然と身についてくる。」
まったくその通りでございます。まさに自分に向けて言われたような気分。

そんなこんなで描いてみる。おっ、集中できそうかな。
とりあえず仕上げは置いておいて、まだ背景の入っていないコマがあったのでそれを描く。
時間は深夜3時。



またネットへ戻ってしまう。
なんか自転車を見たり。
なめていました。自分の意志薄弱さをなめていました。

そんなこんなでまた2時間くらい時間を消費してしまった。
今回つまづいたのは見下ろした背景。グリッド描いてちょこちょこっと描き込んでアタリがつかめたので進められた。

一応1ページ分の背景を入れられたけど、実質2コマくらい…。
以前エラソーな事語っていた自分が、それができていない事がはねかえってくる…。
その日うまくいったからって、必ずしもそれが簡単に毎日できるようにはならないという事か…。
毎日毎日試行錯誤して、机に向かい続けて、勢いがつくまでもがいて、描きながら描き方を探して。それの繰り返し。

緊張の糸は切らないぞ。挫折したって「あーもう、一からやりなおし」なんてしないぞ。
同じところから始めてやる。何度だってコンティニューしてやる。この作品が描きあがるまで何度だって描き続けてやる。
作品は完成して初めて読者に読んでもらえる。評価してもらえる。完成しなければその土俵にすら上がれない。だとしたら今までこの作品に費やした時間と労力が無駄になる。そんなの嫌だ。
赤点ギリギリでもいいんです。やっつけ仕事でもいいんです。完成しないよりはずっと偉いんです。
完成するまでは少しずつでも確実に歩き続けましょう。覚悟してください。自分。



今日のとばさないOPED
「バリバリ最強No.1」地獄先生ぬ~べ~ OP
とにかく痛快で元気をくれるストレートな歌詞が最高!
女性の歌手が、こんなに漢気あふれる歌を豊かな声量で歌うというのもカッコイイ!
サビのぬ~べ~と玉藻がしびれる!
ラストの桜の下での集合写真が今見るとじ~んとくる…。
「今日から一番かっこいいのだ!」

こちらは、ヨーヨー世界選手権でのこの曲を使用した斎藤慎二選手の演技。
見事に曲を体現した、ダブルハンドの躍動感あふれる素晴らしい演技です。








11.18.2014

モアドロウ

今日も引き続き背景作業でした。

11月初旬から背景作業を始めて、半月以上やっている…。
月間連載をされているプロなら半月あれば作画の原稿作業を終わらせるだろうに…。
もっと作業量を増やさねばなるまい…。まだまだ甘いのだ。

今日は隣の県へ遠征に行きます。
クリエイターに向けたセミナーへ参加するため。
次へつながる実りがあるといいな。

母親の友達の娘が作った、手編みのコースターを見せてもらった。
色合いと形にぬくもりが感じられる。ネットやフリマで販売もしているらしい。
みんなそれぞれいろんな形で活動している。それが刺激になっておもしろい。


今日のとばさないOPED
「Daisy」境界の彼方
夜の闇に包み込まれるような心地よいせつなさ。
栗山さんのこのポーズと、黒を基調としたカラフルな画面が印象的。
曲がこの作品とマッチしていてサビも盛り上げてくれる。
個人的には、これはフルで聴くよりEDのショートバージョンの方が好き。

「境界の彼方」をひととおり観て、いちばん輝いていたのが第6話だと思った。
妖夢を倒すために主人公達がアイドルになって歌って踊る回。
このシーンのために歌も振り付けも衣装も一から作ってるんだから本当にすごい。
この作品は基本シリアスなんだけど、ちょっと物足りない感じがした。
それに対して6話やアイドル裁判のようなギャグ回はキャラクターがめちゃくちゃ活き活きしていた。あんたら本当はこれやりたかったんだろみたいな。
京アニはコメディに特化した作品を1本作ってくれると楽しいものになりそう。

作画はめちゃくちゃすごい。キャラの線を見てもものすごいデッサンの跡が見てとれる。
放映当時、テレビで見た他の作品と比べても郡を抜いていた。もう劇場版レベルだろ。
と思ったら劇場版放映されるのね。またダイジェストみたいな感じだろうか。新作だったら観てみたいな。


11.17.2014

ガンガン使おう

今日も原稿の背景作業でした。

一日休んだんだけど、なんか数日前よりもやりやすかった。
筆もサクサク進む感じだし、スムーズに原稿モードに入れて集中できた。
スポーツでも、練習づくめの後に休むと超過回復で成長する事がある。
最近は原稿の日々が続いていたから、なんか少しそんな感じがした。

原稿を描いていて思ったけど、手間や努力を惜しんじゃだめだな。
漫画を描くのってすごく手間がかかるし根気がいる。なのにそれを惜しんでいたらいつまでもできないまま。ラクをしたくてさぼっても、描いていない事の罪悪感や背徳感を感じて気持ちの面でラクにならない。
それに手間や努力を惜しんでいたら結局それを使わないまま人生を終えてしまう気がする。ラスボス倒してクリアなのにエリクサー結局全然使わなかったみたいな。

例えば、毎日100万円もらえるとする。でもその100万円はその日に使えなかった分はなくなっちゃう。毎日100万円、思いっきり使いきれるかどうか。
僕達は毎日24時間というたくさんの時間をいただいている。それは100万円よりも大事なものかもしれない。もうすぐ寿命をむかえそうな人が、1億円積んだからといってあと100年生きるなんて無理な話だから。

24時間。それは2度と戻ってこない。確実に残り時間は少なくなっていく。
何もしなくても24時間。やりたい事を真面目に思う存分やっても24時間。
それなら自分は漫画を描いて充実した時間を過ごしたい。

本気出す。本気というか…。淡々とでもいいから漫画を描く。
自分も確実にいつかは老化するし、死が訪れる。それまでの大事な時間。漫画を描く事に捧げていれば後悔はしない。

その上商業誌で連載できて、単行本が発行されて、読者に喜んでもらえたら…
それを幸せというんだろうな。





今日のとばさないOPED
「ドラマチックマーケットライド」たまこまーけっと
とっても華やかで楽しくてあたたかみのあるOPです。
演出もさることながら、目を見張るのが動きのよさ。揺れるような弾けるような、元気でそれでいて女の子らしさを感じさせるたまこの動き。あどけないかわいらしさがよく活きている。
アングルとかアクションとかシチュエーションがいいから、絵になってよく画面に映えるんだよなぁ。
曲と映像が相まって、これから楽しい事が始まるよーって言っているようでワクワクさせてくれます。









11.15.2014

たんたんたんたんと

今日も引き続き原稿の背景作業でした。 

昨日よりはエンジンがかかるのが早くなった気がする。少しずつ習慣づいているのかな。
 漫画を描くのは途方もない時間がかかる。時間のすべてを漫画に捧げるつもりでやっとスタートラインに立てるものなんだ。

 鈴木央さんのブログを見た。連載準備のために一気に130ページ描いたらしい。週間連載をたった一人でこなしているし、筆の速さが尋常じゃない。たくさん速く描ける方は尊敬する。


 アニメを観る際、OP・EDは基本とばすんだけどいいものだと毎回見ちゃう。 そんなお気に入りを「とばさないOPED」として紹介していきます。

 「夏色プレゼント」ヤマノススメ セカンドシーズン OP

[HQ] ヤマノススメ セカンドシーズン OP “夏色プレゼント... 投稿者 dailysaltmine

これセンスがすごくいい。ポップでキュートで明るくて。
うまく夏のアイテムを散りばめて線画を使わない絵にしているのがデザイン的で印象を強めている。
曲に合わせたアニメーションも気持ちいい。「そう」のところでくーっと昂ぶっちゃう。
こんなにシンプルなのにこんなに気持ちよく見れるのはスタッフたちの豊かな技量の表われですね。

11.14.2014

メンタルスタビライザー

今日も原稿の背景作業でした。

起きたのが昼くらいで、なかなかエンジンかからなくて集中して描けだしたのが午後4時くらい。ひとコマに2、3時間くらいかかった。

それから夕食、入浴して改めて机に向かったらまたエンジンがリセットされてしまった。
これから描くコマが、花屋がふきとぶシーンで手間がかかりそうなのもあって。
規則的なものならまだ描きやすいけど、散らかっている背景を描くのってそれの倍くらい労力を使う気がする。
アタリ描いてうーんとなってネットしてしまったり…。気づけば日付が変わっていた。
明日にしようかと心が折れそうになったけれど、友人からメールが来ているのに気づいてそれ読んでちょっと励まされた。
そんなこんなで集中して描けだしたのが深夜1時くらい。

この前、「やる気は描いているうちに出てくる(ドヤァ)」とか言っておいてこの体たらく。
のどもと過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもんで、今まで漫画を描いていて大変な思いをした事とか描いてしまえばほとんど覚えていない。
高校生の頃柔道部だったんだけど、「練習のきつさって慣れないねー」と友達と話していたのを思い出す。

ヒーヒー言っても手を動かして描いていれば少しずつでも完成に近づく。
描く事から逃げていたら、その時は楽でも「いつまでたっても完成しないよーわーん」と泣き出す事になる。
本当にそれだけの事。心を無にしてでも描いたもん勝ちだ。

手塚治虫先生はとりつかれたように漫画を描いて描いて描いて描きまくっていた。
欲しい。そのモチベーションが欲しい。
プロの漫画家は自分よりもずっと長く机に向かい、何倍も何倍も原稿を描きあげている。
それならせめて描くのが遅くても同じくらい机に向かう事くらいはしなければ。


たまたまヤングエースの表紙で「ブラッドラッド」を見かけた。アニメにもなっている人気作品らしいが、自分は初めて知った。試しに1話を読んでみた。
なにこれうめぇ。めっちゃうめぇ。というか好み。作者の小玉有樹さん、調べてみるとカラーもうまい。これは機会があったらまとめて読みたいぞ。



原稿時にBGMでスマブラのサントラをかけているとDr.マリオが流れた。
こ、これは…Dr.にゃんぱすーが脳内再生される。
口ずさんでみたら完唱余裕でした。どんだけ中毒やねん。
「のんのんびより」のMADは中毒性が高い。お気に入りをまとめて貼っちゃう。


半年前に「のんのんびより」を観て、それからこのMADを見つけたんだけど数日間頭から離れなかった。聴き過ぎキケン。
詰め込みすぎやろ!なんちゅう疾走感や。
本元アニメより格段にテンポがいい。れんちょんの合いの手がたまらん。

11.13.2014

通販した商品を配達してくれる郵便配達のみなさま、いつもありがとうございます。ご苦労さまです。

今日も原稿、背景作画でした。

なんかなかなか進まない…。机には向かって描いてはいるんだけど、考えたり資料集めたりとかで筆自体があまり進んでいないのか。
以前はこんなに時間かかっていたっけ…?描けば描くほど遅くなっている気がする。
いや、あまり深く考えない。慣れ慣れ。もっと描きまくって手が描き方を覚えるくらいにならないと。

今日はお買い物品が届きました。
テングガール2巻。

作者の上山徹郎先生は個人的に惚れ込んでいる漫画家なので、新刊はどうしても読みたくなるのだ。

読んだ感想。うむむ~。何がしたいのか分からなかった。

テングガールとしての幻獣退治はほとんど果たせず、
ラスト近くになってレギュラーキャラでなく新キャラのお兄さんとのエピソードを描いて、
いろいろ伏線を張っているのにそれを回収することなく第1部完となってしまった。

ユウちゃんが登校拒否でむすっとしているのはなぜなのか。ベイカーさんはなぜこの町に来たのか。幻獣の正体はなんなのか。気になるところが描かれないまま、あっちこっちにお話がとぶので消化不良を感じてしまう。
それとスミレちゃん。なんであんなに安っぽくなっちゃうんだよぉ。高飛車で少しくらい浅はかなところがあっても芯の通っているキャラでいてほしかった。

自分としては、1巻ラスト、サブローのお話でみせたアミの包み込むようなやさしさや屈託のないあの笑顔を見たかった。それとテングガールというヒーローに変身しているわけだから、一回でもその活躍をバシッとかっこよく描いて欲しかった。

絵はあいかわらず唸ってしまう上手さ。ほんと、3Dモデルが紙に落とし込まれているような正確な立体感は上山徹郎先生ならでは。
この巻ではベイカーさんがかっこいいよ。スミレちゃんへの対応はすばらしかった。これが大人か…。

それとラストのセリフが反則的にかっこいい。これだから見離せないんだよなぁ。

第2部もファンとして熱望しています。ぜひとも描き続けて欲しいです。



ところで、「みりたり!」がアニメになりますね。
まさかと思ったが本当になるとは。これは絶対に観なければならない。



自分が所持しているコミックスは20冊くらいなのですが、そのうち5冊がこの「みりたり!」というくらい個人的にお気に入りの作品。

何が魅力かというと、とにかくキャラが好き勝手暴れてくれて本当に楽しい。
軍オタでネトゲ好きで容姿は子どもにしか見えない自由奔放なルト中尉。
ツンデレというかSな性格ながらキュートなものに目がないお色気担当のハルカ少尉。
非リア充感プンプンだけど、父親が前線のお偉いさんでルト中尉とハルカ少尉に慕われているツッコミ担当のソウヘイ。
いつもみんなで真面目にバカやってて、ホント笑わせてくれます。おやつ食べながら読むのにピッタリ。
さてアニメではどんなふうになるのか…。「みりたり!」キャラがしゃべって動いてるのが観たい。楽しみです。










………実はもう一つお買い物品が届きました。

やっちまった。

11.12.2014

うちのこたつに灯がともった

今日も原稿を描きました。

やたら細かい背景があって、眠いのもあり心が折れそうだったけどせめてこのコマだけでもとねばってみた。

いつになれば描き終えるんだとヒーヒー言ってたけど、描けば描くほど絵ができてきて残りの描く箇所が少なくなるので、気持ちが楽になってやる気が出てきて楽しくなる。

逆説的だけど、
描けば描くほどやる気が出てくる。
描かなければいつまでたってもやる気は出てこない。
やる気が出てから描くのではなく、描いているうちにやる気が出てくる。

原稿を描いてタスクをどんどん消化する。
前進する。
少なくなったタスクを見て、終わらせようというモチベーションが出てくる。
そういうものなんだなと感じました。


それと、漫画を描いている友人と数時間話しました。
自分は今、少年向けの割とリアルな絵柄の漫画を描いているんだけど、かわいい作風やラブコメとかも描いてみたいという事を言ったら、「ジャンプで連載しているワールドトリガーの作者は初めからジャンプ向けの作品を描くと決めて描き続けていたらしいですよ。」と話してくれた。
考えてみると、自分なんて何ヶ月もかけて1作できるかできないかというのに、そんないろいろ描いてみたいとか選り好みしている場合じゃないよな。
これと決めた雑誌に向けて、その対象読者や編集者に喜んでもらえるよう意識しながら描かないければいけない。


間食でみかんを食べたらお腹の調子をくずした。今月3度目。なぜだ。今季のみかんとは相性が悪いのだろうか。

11.10.2014

デンキ街の本屋さん 第6話 感想

今回は先生の回でした。
週刊誌の漫画賞の投稿作の締め切りに追われる先生。間に合わないよーと言いながら海雄はじめみんなが助けてくれたり元気になったり泣き出したり喜んだり安定の先生っぷり。いやーおもしろかった。自分も先生を見習って頑張らねば…。

その後の先生の女子力チェックがまたおもしろかった。ペットボトルをラッパ飲み、流しでシャワー、夜食にインスタント焼きそば、3秒ルールなどなど…スタッフ達の前でその実態があらわになるのがおかしくて、それであわあわ言ってる先生がかわいくてたまらん。

このかわいさはなんなんだろう…。漫画を描く先生が輝いているから、それ以外の事が疎くても…いや、疎いからこそ魅力的なんだろうな。

本人はその事にコンプレックスを感じていて恥じらいがある、というのもあるのかな。どーせ女子力ないですよ、と開き直ってしまうとこのかわいさは半減してしまう気がする。

というわけで充実の先生回で俺得でした。また先生見たいなー。

しとしと日和

昨日、今日とBloggerのサーバーにトラブルがあったみたいでブログが表示できなくなっていました。訪れてくださった方すみません。

今日の漫画の進行具合は、ライバルが操る小道具のデザインを決めました。
原稿自体はあまり進んでいない…。
今月も残り20日。やべぇ!一日2枚ペースで背景と仕上げをするぞ!

11.07.2014

マイデスク

SDカードのUSBリーダーを購入し、手軽にデジカメの画像をPCに読み込めるようになりました。
手始めに僕の制作環境をアップしてみます。

描画デスクと、PCの描画デスク。
液タブを使うようになってから描画デスクはしまっておいたんだけど、やっぱり手描きをする事は必ずあるので現在は両方設置しています。



液晶ペンタブレットのCintiq21UX。画面に直接描き込めるのと、角度を広範囲に調節できるのでまさに絵描き仕様で大変重宝しています。
左には、左手用デバイスのG13。ショートカットキーを設定してツールの切り替え等に使用します。
キーボードは、タブレットモニターの下にあります。隠れていますが、タッチタイピングをすれば不自由はないです。

いつかの夕焼け。一日に十分ほどの至福の眺めです。

今期アニメの感想

「トライブクルクル」

ストリートダンスというジャンルのアニメなので、個人的にすごい惹き付けられます。
子ども向けの明るい作風、個性豊かなキャラクター、観ている人に自然とダンスに興味を持ってもらえるようなつくりがすばらしい!こんなアニメを子ども達に観てもらいたいよなぁ。
しかし現代は体育の授業でストリートダンスを扱ってくれるんだから、うらやましい限りだ。

絵柄、キャラデザもかなりグッド!サンライズというとガンダムのイメージだけどさすが地力が高い。デフォルメ具合が秀逸!
オープニングで、登場人物がズラーッと出るんだけど、それを見ただけで「このキャラはこんな性格できっとこんな行動をする、こんなポジションのキャラなんだな」というのが分かる。ほぇ~っと感嘆のため息が出てしまった。

ストリートダンスにはいくつかジャンルがあって、「ロック」「ポップ」「ブレイキン」「ハウス」「ヒップホップ」etc…その中のどれ、というわけではなくオールジャンルをミックスして取り扱っていくみたい。
軽くダンスをレクチャーしてくれたりして、TVの前でやってみるのも楽しい。

いいなぁ、ストリートダンス。ミュージックが流れてこれから踊るぜ!ってシーンになるとテンションが上がる。
好きなキャラは、やっぱり主人公のハネルがいいけど、クモがかっこいいかな…。ブレイキンに思い入れもあるし。

気になるところは、ヒロインというか女性の主人公のカノンがあまりかわいく見えないところ。もう少し童顔でもよいのではないだろうか。まぁ、これは好みもあると思うけれど。
ダンスシーンが手描きアニメーションではなく、3DCGなのも残念。このシーンになると、とたんにキャラクターから魂が抜けたように感じてしまう。表情も硬いし。ダンスの動きが、あまりキレやメリハリが感じられずそ~っと動いているように見える。音楽に合わせてダンスの複雑な動きを描くのは大変だから3DCGにしているのだろうけれど、できれば作画で動かして欲しかった。

それでもトラクルは面白いので、これからも観ていくつもり!


「デンキ街の本屋さん」

とりあえず観た第一話で惹き付けられた。
先生のキャラがね…漫画を描いている身としてはリアルで身近で興味を持って見てしまうのですよ。その見た目からは想像できぬほどアツい少年漫画を描いていて、締め切り前にバリバリ描くも…もうやだよーと投げ出したくなるが周りになだめられ助けられ原稿を完成させるというのがかっこいいなぁ。海雄とのこの先も気になるところ。

ゾンビ好きの女の子とか、無口なソムリエとかキャラが個性的でおもしろいからそれだけで観ていられる。「Working!」もそうだけど、こいつらがワイワイガヤガヤしてるの見てておもしろいなーって思えるキャラクターって大事だなぁ。


「甘木ブリリアントパーク」

とりあえず京アニなので押さえておく。
閉園の危機に瀕したテーマパークを、とある高校生が立て直す事になったというストーリー。ムチャぶりの設定と、リアルな経営の裏側を描いているのでこれからどうなるかが素直に気になる。

女の子がかわいいとかいうよりも、西也とモッフルの争いが見ていておもしろい。


「ヤマノススメ セカンドシーズン」

前期から引き続き。まったりした作風なので、前回の富士山登山では何事もなく頂上だやったーで終わると思ったのに、まさかのあおいリタイヤでびっくりした。こんな後味悪く終わるはずもなくまた山にチャレンジしていくこれからが楽しみ。

なんというかこのアニメは口当たりがいいんだよなぁ。作画、ストーリー、キャラクターともクセがなく、山をはじめとしたさわやかな舞台にも癒される。

今回はキャラクターの過去のエピソードを入れたりとさらに掘り下げている。かえでのエピソードはけっこうよかった。
しかしあおいは主人公なのにけっこうグレーな性格だなぁ。幼馴染が何年ぶりかに出会えて明るく話しかけてくれたのに誰だこいつとか言っちゃってるし。
好きなキャラクターはひなた。元気で明るくて快活でちょっとバカだけど勢いのあるところがかわいらしい。


「山賊の娘ローニャ」

宮崎吾朗監督作品と言う事で注目してしまう。番宣もよくやってたしね。

作品の雰囲気は、往年の世界名作劇場のような感じ。「ハイジ」「三千里」「アン」といった、高畑勲、宮崎駿両監督の作風を引き継いでいる。名作劇場ではなかったファンタジー要素が盛り込まれているけれど、テーマは親と子という普遍的なものを扱っているところはやはり名作劇場とも通ずるところ。
男くさい山賊だらけの城で、ローニャの幼い可愛さが引き立つ。今のところマッティスはローニャを溺愛しているが、これからボルカ山賊やビルクの件での対立をどう乗り越えていくかが見どころ。

山賊の生活、ローニャの体験をていねいに描いている。日常の描写を積み重ねていく事が、地味だけれど作品をしっかりと地に足がついたものにしてキャラクターの行動や感情がドラマを生み出していく事を分かっているからだろう。
「コクリコ坂から」は本当によかった。あんなに心に染み入る作品をまた観てみたいと思った。なので「ローニャ」にも期待している。

今回はアニメーションが3DCGとなっている。宮崎駿監督なら絶対にしそうにない試みなので、素直に驚いた。これには賛否両論あるだろうけれど、悪くないと思う。キャラクターデザインの近藤勝也さんの絵柄を見事に再現できているし、黒い描線とアニメ塗りというレンダリングでジブリのアニメを観てきた方達にもさほど違和感を感じることなく観れるようにしてある。
背景は3DCGではなくデジタル作画なんだなーと思ったけれど、これまでと同じポスターカラーでの手描きと知ってびっくりした。画面上では緑の彩度が強く出ていて、いかにもデジタルっぽい感じがしたので。多分加工しているのだと思うけれど、もう少し背景は落ちついた色にした方が画面がしっくりくる気がした。

それでもやっぱり画面づくりはうまい。「コクリコ坂から」では、徹底して望遠レンズを使い、ずっしりと安定した画面づくりをしていた。さすがあれだけの画面を作れるだけあって、どの場面も何も意識する事なくすんなり見れる。

気になるところは、キャラクターの演技とセリフが冗長なところ。観ている人に分かりやすくしているのだと思うけれど、極端に言えば狂言を見ているようなまだるっこしさを感じてしまう。

自分は以前、接客でのお客様の対応の講習会を受けた事があった。元CAの方が講習してくれたんだけど、とても印象的だった事がある。
人は、しゃべる時はゆっくりとしゃべるよりも少し早口なくらいの方が聞き取りやすいという。
「み~な~さ~ま~に~ご~あ~ん~な~い~い~た~し~ま~す~」
「みなさまにごあんないいたします」
この二つを聞き比べると、後者の方がずっとお客様に聞こえやすく通じやすい。なので意識して少し早口でしゃべる事を心がけているそう。

だから、アニメでセリフをしゃべる時もわざとゆっくりしゃべらずにいつもどおりの会話するテンポでしゃべってくれた方がずっと自然に聞こえる。
それを思うと高畑勲・宮崎駿両監督のテンポってすごく気持ちのいいものだったなぁ。セリフだけでなく、アニメーションの動きも。

マッティス山賊のみんなも、今のところただの気のいいやつらに見えるので、それぞれのキャラクターに人格や性格をより強くつけてちょっとした行動にも個性をつけてほしい。
印象に残った、いい動きだなぁと思ったところもあった。ローニャが城でみんなと電車ごっこみたいにはしゃいでいるところや、灰色小人を追いかえす仕草。なんか人間らしさが出ていてよかったなぁ。

「ローニャ」はまだまだ序盤なので、これからゆっくりと観ていこうと思います。




11.06.2014

漫画を描くのにつまづいたら

・お手本を見る
原稿を描いていると、どのくらい描き込めばいいのかが漠然としてしまって迷う事がある。
そんな時、自分が描きたい作風のコミックスを見ながらだとその目安がつかめる。
よくやるのは、自分の原稿を見ながら描く事。まさに自分の作品だから。自分は、ページによってキャラクターの顔が変わっちゃう事があるのでそれを防ぐためでもある。

・まずはひとコマでいいから描く
いきなり、今日は3ページも4ページも一気に描くぞなんて考えてもその作業量に圧倒されてどこから手をつけていいのか分からなくなる。
まずはひとコマでいいから描く。それなら気持ちも軽くなるし、そのひとコマに集中できる。
漫画はそれのくりかえし。

・音楽をかける
人は無音の状態よりも多少雑音があった方が集中できるらしい。
川などの流れのある環境に身を置く事でも作業が捗るそう。
原稿を描く際に聞く曲があれば、それをかける事で体が原稿モードに入れる。

・着替える
部屋で1人での作業だからと寝巻きのままだとおやすみモードをひきずってダラダラしやすいので、ちゃんと着替えて気分を引き締める

・感情にとらわれず淡々と描く
めんどくさいとか眠たいとかマイナスの感情にとらわれて描かないのは大変もったいない。そういう感情は錯覚である事が多い。
気持ちは込めなくていい。手を淡々と動かす。

・簡単にできるところから始める
枠線を引く、フキダシ、擬音を描く、セリフを打ち込む、アタリを描く
あまり考る事なくできる作業はけっこうある。そこをやるだけでも完成に近づく。

・簡単に描けるページを描く
ゴチャゴチャした背景とか難しいアングルとかで気分が萎えてしまったら、簡単なページ、気持ちよく描けそうなページから描く。

・資料をそろえる
作画の際、ここどうなってるんだろうと思ったら画像検索して資料を探す。
ぶっちゃけそれを丸写ししてもいい。

・始める事ができたら今日の仕事は半分終わっていると考える

・1時間描いたら休憩していいから、その1時間描く

・どう描いたらいいかは、描いているうちに分かってくる

・やる気がないのが当たり前。やる気は後から出てくる
やる気が出ないから描かないのではいつまでも描けないまま。
やる気がないながらも描いていれば、勢いがついて楽しくなってきて結果的にやる気が出てくる。

・場所を変える
よく聞くのは、喫茶店や図書館など。
自分の場合はキッチンがはかどる。

・友人や担当に毎日描いたページを送る
今日描いたノルマを見てもらう事で、明日もきちんとノルマをこなそうと思える。
そうする事でペースをつかめる。

・完成した時の喜びや達成感をイメージし、そこに向かって描く
・原稿の完成した状態をイメージし、そこに向かって描く


今まで自分が描いてきて実感した事の覚え書きのようなものです。
また漫画を描く事につまづいたらここを見返して頑張れるように。

湯の町あの町

自分は2週間に1回、病院通いをしているので今日はその日でした。
片道20kmくらい先のその町には、商業誌で漫画を連載されているあの方が住んでいる…はず。
きっと今も制作の真っ只中なんだろうな、と勝手に思いを馳せてしまいます。
それを考えると自分も頑張んなきゃな、と思います。


11.05.2014

ここ数日

11/2

近所で自転車ロードレースのイベントが行われていたので観てきました。
日本トップクラスのチームが本気で戦っている。初めてのレース観戦。おもしろかった。

レーサーって、思ったよりも小柄な体型。ツールドフランスなんかだともっとシートが高いのに。やっぱり日本人の体型だからかな。しかし小柄な選手っていかにもクライマーっぽくて坂に強そう。

スポンサーロゴが入ったバリバリのレーサージャージ、レースバイクで駆け抜ける姿をかなり間近で観戦できた。レースは数キロのコースを20週くらいするもの。おかげで何回も選手を見れました。
レースはブリッツェンのあべたかって選手が逃げを決めてたんだけど、最後に集団に吸収されて…なんかどこかのチームの外人が勝ってたっけ…。ゴールシーンを見逃したのが悔しい。

その後、各チームのサポートカーやテントを見て回りました。フルカーボンフレーム、デュラエース、カーボンホイールという最高級のバイクを身近で見れて感動。普通、お店なんかに行ってもいいとこ10万円台くらいのバイクしかないけれど、ここにあるのはどれも100万円くらいしてもおかしくないものばかり。どれもレースで使い込まれていて、傷や油汚れなんかがまたリアル。戦いの機材って感じで、新品よりもずっとかっこいいわ。
会場の駐輪場には80、90年代のバイクなんかも駐められていた。LOOKのカーボンフレーム、あれ「シャカリキ!」のユタが乗っていたやつだよ…。

選手がローラー代でクールダウンしていたり、談笑していました。
みんなシュッと締まった体してるわ。細身ながらいい筋肉。脚を見てびっくりした。ロードレーサーの脚って細いものだと思っていたけど、結構太い。しかも筋肉が浮かび上がるほど鍛えられている。ジャージやパンツの日焼け跡もレーサーらしい。やべぇ、エロい…。シマノチームの選手がかっこよかったなぁ。

いろんな意味で目の保養になりました。あー堪能した。


11/3

この日は、現在描いている漫画の、人物のペン入れをしました。
やっと一通りペン入れができた。これからは背景だ。
背景…ひとコマひとコマコツコツやっていこう。

それにしてもミニ四駆の事が頭にちらついてジャマだ。
こんなセッティング、こんなカラーで…ボディはこれで…とかいくらでも妄想できてしまう。
あーくそ、TAMIYAはなんて罪作りなんだ。

趣味があるとそっちに時間と労力とお金をとられてしまってよろしくない。
ただでさえ漫画を描く事に集中しなければいけないのに、趣味をしている暇なんかないだろうよ。
仕事、趣味をきっちり分けられる人はいいのだろうが…どうも自分はそれがヘタなようだ。
昔、欲しいジーンズがあってそればっかり考えて描くのに身が入らなかった事があるし。
とにかく今はエネルギーを漫画を描く事に費やしたい。

アニメ「セレクター」を観てます。
1期があんな終わり方だったので続きが気になりすぎる。いまめっちゃ面白く観ている。
ストーリーや世界観はかなりまどマギに似せている。まどマギは超トップクラスの名作アニメだけれど、絵柄はセレクターが断然好みだ。何よりタマがかわいい。なにやら謎も秘めているみたいだし、お気に入りのキャラクターがいるとそれだけで魅力が強い。
それにしても動画、背景とも何でこんなにクオリティが高いんだ…。デッサン崩れとかがほとんど見られないくらい。現在5話。白いルリグの存在、きっとタマの事なんだろうけどその正体が明らかになるのが楽しみ。
余談だけれど、その後のセレクターカードデッキのCMワロタ。
るーが「とーっても楽しくてハマっちゃうカードゲームだよ☆」って言ってるんだけど、本編では「セレクターバトルなんかしちゃダメ――ッ!!」(まどマギの魔法少女のように大きなリスクがある)て叫んでるるーが言っても怪しげにしか聞こえない笑

他に観ている今期アニメは
「トラクル」
「デンキ街の本屋さん」
「甘木ブリリアントパーク」
「ヤマノススメ」
「山賊の娘ローニャ」
感想はまた今度書こうと思います。