8.31.2015

ユキとケイトのスケートボード


ユキとケイトのスケートボード」を描きました。
今回はスケートボードのシーンよりも、主にふたりの生活を見せる事を意識してみました。
よかったらご覧ください。

8.30.2015

しずく

今日も原稿の仕上げをしました。
原稿って、薄皮を重ねていくように小さな事の積み重ねでできていくのだなと再確認しました。

今日はしとしとと雨の降る一日でした。雨のしっとりした空気って好きなんですよね。
日中は少し暑さを感じたけど、日暮れからは涼しい。過ごしやすいいい季節になってきたなぁ。

8.29.2015

keep

今日もなんとかノルマの4ページを仕上げられました…。
走りきれるようにがんばろう。

タブレットPCが復活したので、原稿中に音楽を聴けるようになりました。カンフル剤になってはかどります。

8.27.2015

画面づくり

ただいま原稿の仕上げをやっています。
少なくとも1日4枚はこなしていきたい。


先日、仕事で知り合った映像カメラマンの方から連絡があって、ずっと聞きたかった質問をしてみました。

「漫画で画面を作る際に、望遠の画面だと安定感が出てしっくりくるんですけど、広角だと画面が安っぽくなっちゃうんです。日本の映画やテレビドラマなんかでも、人の会話シーンなど基本的に望遠ですよね。映像を撮るとき、レンズを使い分ける基準ってあるんでしょうか?」

「どういう意図の映像を撮りたいかによりますね。望遠レンズで安定すると言うのは、余計な情報が減るからです。引いた場所からズームにする事で、撮りたい画のみに絞った画面ができる。
逆に広角はいろいろなものが映りすぎちゃうんです。しかもそれぞれのものが小さく。情報量が多くなりがちです。使うのは風景とか鮮明に見せる時とかですかね。」

おぉ~、すごい納得!なんとな~く感覚では分かっているんだけど、なぜなのか説明できない部分を言葉にしてくれてスッキリしました。
なるほどね、望遠は映したいものに集中できるからか。被写界深度が浅いから背景にボケが出やすくなるのも相まって。そうやって理屈で納得するとさらに漫画に応用が利きそう。うれしい収穫です!


僕が望遠レンズの画面を意識するようになったのはこの本を読んでからでした。
ここで勧められていた、降旗康男監督「STATION」を観て、いい画面とはこういうものかと勉強になりました。


この本では、肉眼でどのように見たときに望遠レンズの視界になるかというのを分かりやすく説明してくれています。ターミネーターがズームアップする例えはとても分かりやすかったです。


漫画を描く方なら、画面作りの作法として読んでいて損はないおすすめの本です。

8.23.2015

夏の仕事

今日も原稿を描きました。
線画をひととおり描いたので、これから仕上げです。
しかしやる事があるので、それを終えてから。
なんとか今月中に仕上げられるよう気を抜かないでやっていきたいです。

8.22.2015

ごほうびは後

今日も原稿を描きました。

昨日は起きてから、今週のアニメが溜まっていたのでお菓子を食べながらいくつか視聴。
そのせいかダラダラ感がなかなかぬぐいきれずいつもより半日遅れで今日のノルマを描きあげました…。
気を抜くのはやることやった後にしないと、前にするとよろしくないですな…。

今回の作品は16ページなので残り数ページ。油断しないで取り組もう。

8.20.2015

手で描く

今日も原稿を描きました。

手がキャラを描く事を覚えてきたのでいくつか資料を見ないで描いてみたけど、やっぱりラクだし速いです。ある程度単純化して捉えて、モリモリ描けたらいいな。

お気に入りの絵描きさんを見つけました。濃い絵具をガシガシ乗せていく塗り方で、ラフだけどとてもきれいな絵。こんな塗りをしたいと思いました。

8.19.2015

slow run

今日も原稿を描きました。

途中、休憩を何度もはさんだりネットしちゃったりでダラダラと長引いちゃった。
もっと集中してキュッと描きたいなぁ。

休憩で間食して気分転換する事がよくあるけど、やりすぎちゃだめですな。眠くなる…。
休憩するのって描いている勢い(体も気持ちも)を止めるから、また描き始めるのにエネルギーを使うわけで。休憩が多いのもあまりよくないかも。

あ、明日こそは集中して描くぞ~。

8.18.2015

印象

今日も引き続き原稿を描きました。

これまでひとコマずつ、アタリ、下描き、ペン入れとやっていたけど、次はアタリをひととおり入れてみよう。とっかかりがある方が次のコマを描き始める際にスムーズにできるかもしれない。

今日は朝焼けがきれいでした。写真に撮ってみたけど、肉眼で見た色のほうがずっときれい。
絵を描く際も、こういう強く心に残った「印象」を再現する事を大事にしたい。

8.17.2015

今年の夏

今日も原稿を描きました。

やる気って描いている事で出てくるのだと改めて実感しました。
目が覚めて、体力が残っている早いうちに机に向かうのがよいですな。


初夏に訪れた風景。市の中心部では最も好きな場所です。


最近少しずつ、陽が短くなり夜は涼しくなってきました。
とはいえ、夏の名残を惜しむには早い。まだ夏は残っている。
せめて今描いている作品を完成させるまで。

8.16.2015

ゆるやかな時の中で

今日は、ご縁があって漫画家・イラストレーターの後藤啓介先生にお会いしてきました。
主にファンタジーのイラストレーションでご活躍されて、現在は書籍の表紙などを手がけていられます。

幻想的で透き通るようなその絵は不思議な魅力にあふれていました。一体どこからこんなイマジネーションがわいてくるのか。言葉では表せない感性を内にもっているのだと思います。

生原稿を見せていただけて、カラーインクと水彩、水彩紙で描かれた絵は発色がきれいでした。繊細な筆のストロークひとつひとつに気持ちが込められているのを感じます。

緻密なファンタジー画からシンプルな挿絵まで描かれていて、どれもキャラクターのシルエットがきれいです。特に女性の曲線の特徴、ポーズに惹かれます。

独自の世界観にたっぷり触れられていい刺激になりました。よい出会いに感謝です。


8.15.2015

画面での正しさ

今日も原稿を描きました。

写真やらモデルやらをトレスする時って、そのままトレスすると原稿の画面上だと違和感が出る。
なぜかははっきりとは分からないけど、とにかくそういう経験が何度もある。

以前にTVで、似顔絵描きの小河原智子さんが似顔絵のコツを教授している中で、
「写真をそのまま写してもあまり似たものにならない。特徴を強調する事で似顔絵になる」という事をホワイトボードで実践していた。
確か研ナオコさんの似顔絵だったと思う。そのままトレスしたものは、リアルな似顔絵として見ても何か微妙。ところが特徴を強調したものは、「すごいー、似てるー」って思わず声が出ちゃうくらい似ていた。トレスのものよりよっぽどリアルに感じる。不思議。

写真は正確なデッサンの画面を作ってくれるけど、漫画の原稿上ではそれが必ずしも正しいものではないようだ。漫画のデフォルメ(気持ちを込めて自分の絵で描く)を加える事で、原稿の上で映える画面が生まれると思う。

8.14.2015

小顔

今日も原稿を描きました。

背景を描く際に、家とか部屋とかネームではアバウトなところの設定を詰めていくのに時間がかかる。資料探して資料見て描いての繰り返し。いつもの事ですが。もっと手際よくできるようになりたい。

女の子の顔を描いていて、3Dモデルに照らし合わせてみると思ったよりモデルの顔が小さくてびっくりする。「こんなに小さいの!?」って。
頭や顔が大きいほどかわいいという意識が染み付いていて、描いていて見せたいところほど集中して大きくなりがちなので、顔が大きくなる癖がついていた。
「頭」が大きいのはいいんだ。「顔」を小さくすべきなんだ。
よく、女性の美容で小顔にするエステとか美容アイテムとかあるから、漫画やイラストの絵でも顔が小さいのがかわいいというのは理にかなっていると思う。
たくさん描いて体で覚えたい。


8.13.2015

原稿着手

今日は久々に原稿作業ができました。
やっぱ充実感があるや。やっぱ時間がかかるや。
毎日続けたい。淡々と。地道に。ひとコマずつ。

8.10.2015

アイデア

ネーム中は、このメモ冊子がどんどん増えていきます。


これに、思いつくままアイデアを箇条書きします。



人に見せるものでもないので、自分が読めればいい字で書きます。
たまに自分でも読めない時がありますが(笑)

アイデアって、ぼけーっとしてれば出てくるってわけじゃないんですね。
作品に向き合い続ける事で出てくるものがほとんどだと思います。



8.03.2015

感覚

久々にネームを描きました。

描く際に、先の長さとか終わりが見えないとか考えちゃって数ヶ月まともに描けなかったけど、
「繰り返し 何度でも」を思い出して、とりあえず4ページしようって区切ってみたりで描く事ができた。

アイデア出しを昨日の昼から始めて、プロット、ラフネーム、ネームと順にやってもまる1日でできた。順々にやっていけばできるもんなんだ。

その時に意識するのが長距離走。マラソン。何時間にも渡って描けるように、短い間のオーバーペースではなく長い間のスローペースを維持するのが適したやり方なんだなと思う。

去年「ヤマノススメ」で葵が夏休みの宿題をする話を思い出した。時期的にもそうだし。
夏休みの宿題も、漫画を描く事も、単純作業の積み重ね。それを長時間淡々とこなす事。そういうもんだなと。改めて実感しました。


漫画を描く事も、夏休みの宿題をする事も、仕事をする事も共通してこういうふうに感じます。
自分にとって漫画を描く事はそれにプラスして「好きな事」っていう利点があるからね。なおのことすすんでやるべきだ。