12.28.2015

にゃんぱすチーム


先月のサイクルフェスでお会いした「エルドラードサムライ東北withのんのんびより」のチームを描きました。
みなさんの走りと人柄に大ファンになりました。来年もご活躍期待しています!

12.25.2015

相四っつ




「相四っつ」を描きました。

小さい頃からいつも一緒で同じ柔道部の2人。
メキメキと実力を伸ばして活躍するさやか。そんなさやかに献身的なツツム。
でも、そんなツツムにさやかは不満を抱いていて…。

ご覧いただけるとうれしいです。



12.14.2015

満足ランチ


久しぶりに食べたけど肉じゃがっておいしいのね。
カレーより好きかも。

12.10.2015

押忍!



はりきってまいりまっス!

12.09.2015

誰かを助けるのに理由がいるかい?


FF9よりジタン・トライバル。プレイ時はラーチと名づけていました。
プレイボーイだけど生真面目。自身の葛藤と戦う姿に感動させられました。主人公として魅力あるキャラクターだと思います。

12.07.2015

勝負しろ!


「あまいぞ!男吾」より二階堂乱・舞。
蹴りワザ主体の忍者みたいな躍動感ある動きがかっこいいんですよ。
幼い頃コロコロ本誌で読んだ話で、
男吾がこの二人や竜子先生にメタメタにやられて恐ろしかった覚えがある。
今読み返してみるとこの乱と舞はめっちゃ魅力がある。
個人的に、本作品の女性キャラの中ではダントツです。

12.06.2015

ちょっとチョコレイトの

ポーズ模写。

当たり前の毎日が、当たり前に過ごせている毎日が幸せなのだと。

12.05.2015

パーキンソンの法則



原稿を一日2枚描いているからって、じゃあ1枚なら半日でできるかというとそうとは限らない。
ノルマを減らしても結局まる1日かかっちゃう事がよくある。
なのでなるべく、これだけやると決めたノルマは崩さない方がいいと思いました。



12.04.2015

あったかいお味の


きなこもちにハマってます。

切り餅を焼いて
醤油につけて
こうやってまぶして
うまい!
\テーレッテレー/

なにげにええおやつやぁ。



12.02.2015

リビングダイブ


今日はお風呂にお湯を入れていて、止めるのを忘れてたくさん入れすぎてしまった。しかもぬるい。
でも肩までたっぷり浸かったのは久しぶり。潜ったら水圧を感じて、プールや海に入った時の感じを思い出しました。ずいぶん長い事行っていないから、たまに泳ぎたいと思ったりします。この時期はさすがにきついけども。



11.30.2015

最近観たアニメ

録り溜めていたシュタインズゲートを少ずつ観ています。
今のところ苦しい展開が続くけど、ハッピーエンドが訪れてくれるのか…。
とぅっとぅるーが一度聞いたら忘れられないです。

今週のドラゴンボール超がおもしろかった。
チチにうだつのあがらない悟空はおもしろいなぁ。
しかしビーデルとブルマの声が似ていて気になる。声優さんは違うみたいだけど。

今週のハイキューを観ました。
スポーツものでも、キャラ同士の感情のぶつかりや変化を主に描いているんだなぁ。プレイシーンよりもずーっと。それに共感するから読者(視聴者)がついてきてくれるんだろうな。
それと個性を持ったキャラクター。こいつが活躍しているところを観たいと思えるような。

11.29.2015

手をあっためて

ポーズ模写。
かこみきさま使わせてもらっています。ありがとうございます。

11.28.2015

きゃははは


「英国一家 日本を食べる」16話、日本酒の回のこのおねえちゃんがツボでした。
あと、寿司屋でのエミルのDJ注文。エミルいいわぁ。
それと、主人子のマイケルをすんなり受け入れられたからおもしろく観れています。
アニメを観続けるのはキャラを受け入れられるかどうかが大きいと思いました。

11.27.2015

かじかむむ


サミッシュ!夜中はやたら冷えるぞ!
あわてて季節を変えたんじゃないかと思ってしまう。
いよいよ本格的に冬到来ですな。


11.25.2015

すっほり

最近寒くなってきました。

机に向かう時、ひざに毛布をかけています。
なんかこれすごいしっくりくる。あったまってくるとこたつに入っているみたいに足元あったかいし、暖をとるためだけでなく脚が落ち着く気がする。自分はいすに座っててもあぐらをかいちゃうんだけど、毛布をかけるとあぐらじゃなくても落ち着く。いい冬のお供ができました。

ところで、この時期になっても耳元で蚊が飛んでいます。

かわいい

庭に、たまにトカゲがいるのですがかわいいです。
この前家の中にヤモリがいたけどこれもかわいかった。
あどけない表情とつぶらな瞳がいいです。

怖いもの見たさと興味で蛇の動画を見たりするんだけど、シマヘビとか顔をよく見るとかわいいんだよなぁ。さすがに毒蛇はそれよりも恐ろしいという気持ちが強いけど。

毒を持っている蛇は全体の25%、4種に1種は毒蛇らしい。
爬虫類で毒を持っているのは蛇が99パーセント、つまりほぼ全て。
トカゲを見ても怖いと思ったりしないけど、蛇は怖いと思う。
もう、蛇=危険という意識が本能にあるんじゃないのかなと考えたりする。

キングコブラの動画を見ていた。威嚇する姿は、命の危機を感じさせてさすがに怖い。蛇使いの人はひょいひょい扱っていてハラハラしてしまう。
でも卵から孵ったばかりの赤ちゃん蛇はすごくかわいかった。蛇の専門家の人も、愛でるように扱っていた。

赤ちゃんは、無条件で守ってあげたくなるかわいさを備えているんだなぁと思う。
人がかわいいと感じる時、オキシトシンというホルモンが分泌されるらしい。
これは「萌え」の感情でもあるそう。
萌えてほしいのなら赤ちゃんに近づけると効果的なようです。

11.24.2015

探し物はなんですか

水色のシャープペンシル芯が売っていない。MITSUBISHIのミントブルー。これでアタリを描くのです。
ホームセンターとか本屋にあるだろって行ってみたけどなくて。
それで「ここにはさすがに売ってるでしょ」って大型店に行ってもない。
仕方なしにヨドバシのネットショップで注文しました。

この前、「zakky」というウエハースチョコを探し求めていました。
ビックリマンチョコに似ているという事でやたら食べたくなって。
それなのにない。イオン、スーパー、ディスカウントショップetc…100円ショップのダイソーにあるとの噂を聞いて巡ってみたけど見つからず。
それなのに最近、なんとなしに入ったヤマダ電器に売っていました。電器屋の食品売り場って…そこまで気付かなかったよ…。

探し物って探すのをやめると出てくることありますよね。
水色の芯も、そのうちどこかで見つかるんだろうな。

11.22.2015

部活をしていたあの頃の

昨日、押入れにしまっていた柔道着に袖を通しました。
やっぱり触れてみるといろんな思い出が沸きあがる。
帯を締めたら、名前の苗字のところが結び目で隠れてしまいました。何気にショック。
あれから6、7kgくらい体重が増えたからなぁ。でも、背も少し伸びたからどっこいどっこい…だと思いたい。

用事で出かけた帰りに、高校の道場と部室を道路から見てみました。
部室は少し改築していたけど、道場はそのまんま。
入ってみたいけど断りなしに入ったら不審者だし。
かといって「漫画を描く資料として見学させて下さい」と言う度胸もなく。
母校って、卒業してしまえば意外と遠い存在になっちゃうのかもしれないと思いました。

10.31.2015

今年もやってきたサイクルフェス

サイクルフェスが今年も近所にやってきてくれたので行ってきました!
JBCF,日本のロードレースプロツアーが観戦できる大変うれしい機会です。

今年もたくさんのチームがやってきました。
自転車好きが一同に集まってお祭り。いいなぁ~。
プロの機材を間近で見れて眼福眼福~。
チームシマノ、GIANT TRINITY。
タイムトライアルのマシン、現物を見れる機会はなかなかないからテンション上がりました。
これに乗って平地を全力で走ってみたい。違う世界を感じれるかも。
値段や維持の事を考えると、所持するのはあまり現実的ではありませんが。

同じくTCR。
フレームがすごいスローピングだなぁ。
このフレームはXSサイズみたいだけど、サドルの高さを見るに身長180cm前後の選手なはず。
普通に選ぶとMサイズだけど、プロの選手は軽量・高剛性を求めて小さめを選ぶとの話は本当みたい。
一昔前は邪道だったスローピング、スピーディで鋭い感じがして自分は好きだなぁ。
シマノチームはどこを見てもオーソドックス感があって魅力的です。

…なんて見ていると…
!!?

おい、左にほたるん、右になっつんがいるじゃねぇか!さりげに真ん中の選手も…
すげぇ!プロレースで堂々と痛ジャージ…さすが日本だぜ。フランスじゃこうはいかねぇぜ。
日本トップクラスの男の真剣勝負でこのほんわかしたキャラ。なんだこれ。癒されるじゃねぇか。

スタート前。張り詰めた空気。

スタート!!

起伏のあるドームまわりのコースを25周、100kmのレース。
奥の坂から選手が猛スピードでグイグイ上がってきます。

ジャアアアアアっと轟音を響かせながら通過。
周回を重ねていくと、のんのんチームの一人が遅れ始めた。なんかそれすらもかわいい(笑)
…っと、3~4分ほど送れた選手が次々とリタイア。それ以上タイムが開くと、先頭に周回遅れで追いつかれるためらしい。
10週目あたりでごそっと数十人が離脱。ロードレースって厳しいわぁ…。

ラストの追い上げ!

勝ったのは、ブリッツェンの畑中選手、マトリックスのホセ選手、シマノの木村選手。
すごいレースでした!おめでとうございます!

その後、エルドラードのんのんチームのブースに行くと快く迎えてくれました。
記念撮影。すげぇ嬉しい。今回のイベント、何気にこれが一番楽しかったかも(笑)


チームの海道選手は、起伏のあるコースよりタイムトライアルが得意との事。
なので明日のクリテリウムでは持ち味を発揮して活躍してくれそうです。
にゃんぱすパワーでがんばれー!期待しています!

今年もサイクルフェスを開催してくれて、関係者の方々に心よりお礼申し上げます。ありがとうございます!明日も足を運んでみようと思います。




10.22.2015

大湯鉄道 百周年祭 イラスト

大湯鉄道の百周年を祝うイベントのイラストを描かせていただきました。
水彩による手描きのタッチにしております。






同日に大友宗麟のイベントも開かれるため、そのイラストも描かせていただきました。


10.15.2015

Drawing in gouache and paper



イラストの依頼がありまして、まずはそのイメージを提出するため描きました。

手描きならではのあたたかみが欲しいとの事で、それなら絵具で紙に描いた方がいいだろうとデジタルではなく手描きにしました。
ザクザクと色を乗せていけるのは気持ちいいです。顔料そのままの鮮やかさを見ながら描いていけるのはいいものだなぁと思いました。

デジタルでは、絵具や紙のマチエールが出ないためのっぺりしやすい。だから、同じ色でも色相を幅広く使って鮮やかさや自然さを出す事をより意識する必要がある。その際覚えた混色の感覚は、手描きでもそのまま活かす事ができます。手描きとデジタル、どちらがいいというよりは使い方。どちらで描いても学ぶ事はありますね。

10.07.2015

漫勉

「浦沢直樹の漫勉」をひととおり観ました。

東村アキコ先生
藤田和日郎先生
浅野いにお先生
さいとうたかを先生

どの方も、生の制作現場から作品ができあがっていくのは見応えがあって驚きの連続でした。
どの先生も個性的で、独自の描き方を持っている。

それだけに浦沢先生の描き方が一番オーソドックスに感じました。
そして作品の懐が広い。
ヒューマンドラマ、スポーツ、戦争、ロボット等々、様々なジャンルを描かれているし、戦後から現代までの漫画に触れているからどんな年代のどんなジャンルの方であろうと共通の話ができてしまう。こんな先生なかなかいないのではないだろうか。浦沢先生の漫画への愛が成せる事だと思います。

ぜひ「漫勉」の最終回は浦沢先生を主役にしていただきたいです。

白い鋁馬


バイクを新調しました。
8月31日にバイクが壊れ、それを修理する事も考えたけれど思い切って一新する事に。
5年半乗り続けた。愛着もあったし体にピッタリで好きなバイクだった。今までありがとうございました。
新調したこのバイクは完成車で買って、隙のあるパーツは交換したし気に入った状態から乗り始められて満足です。色は青が一番好きだけれど、白もスッキリしていていいですね。
これからよろしくね。



ネーム台


ネーム台を作りました。傾斜をつけて、描く際の姿勢を楽に。
よりはかどるといいなぁ。というかまずは机に向かわないと。

10.01.2015

大湯鉄道 百周年祭 ポスター イラスト


大分県に走る久大線の基となった大湯鉄道。開業から百周年を記念するお祭りのポスターのイラストを描かせていただきました。



自分にとってもやりがいがあって、ご依頼いただけて本当に光栄です。

9.11.2015

スァーッ…


ネームが描けました。
アイデアが出るまでがなかなか苦しいけれど。
それを見つけ出しさえすればあとは体力・集中力勝負。
ゆっくりでも少しずつでも歩む事が大事だなと。毎回思い知らされます。


9.06.2015

やるべき事

昨日は、仕事で頼まれた絵をひととおり描きました。
なので観たかった「バケモノの子」を観に行きました。

それで今日。図書館に予約していた本を借りに行き、
帰ってから靴を洗って、故障していたロードバイクを分解して、もう一台の自転車のメンテをしました。

それから、いろいろパーツをああしようこうしようと妄想・ネット徘徊して半日過ごしてしまいました…。自転車をいじったから興味がそっちの方向に向いてしまうかもと少し思ったら、やっぱりそうなってしまった。

自分の場合は、そういう興味の方向はムリヤリでも押さえつけた方がいい。そうでもしないとまた無駄な時間をダラダラ過ごすハメになる。

今はネームだ。机に向かい続けてもがくんだ。それを何よりも優先しよう。

9.02.2015

熱量

脱稿した翌日、用事で隣の市に行きました。
その帰り、「進撃の巨人展」を観るべく美術館に行ったのですが、役員に尋ねると

「昨日終わったよ。」

なぁぁぁぁ!!?なんでや、8月いっぱいしてると思ったのにぃぃぃ
キリよく夏休み中の今月31日までするやろ!なんでピッタリ終わった日に来るんやぁぁぁ!!
原稿に集中していて、展示期間をちゃんと把握していなかったのが悪いんですが…。キリがついてから行こうと思ってたんだよぉ…。

「3階の展示は3階でチケット販売してます」
「え?そうなんですか。展示って…この『描く!マンガ展』というものですか?」
「ええ、今日もやってますのでよかったらどうぞ」

お目当ての「進撃の巨人展」は観れなかったけれど、こちらも充分おもしろそう!

入ってみると…

すげぇぇぇぇぇ!!!

手塚治虫
石ノ森章太郎
藤子不二雄A
さいとう・たかを
竹宮恵子
諸星大二郎
島本和彦
平野耕太
あずまきよひこ
PECH PIT

などなど…超大御所漫画家の生原稿、複製原稿をたっぷりと贅沢に展示されていた。
もうこりゃどっしりと腰を据えて観る…入った瞬間に思いました。

島本和彦先生の「アオイホノオ」の原稿は描線が力強く、黒と白のコントラストがくっきりしていてきれいでした。ザクッ、ザクッとGペンの感触が伝わってきそうな。1ページ、1コマをひとつずつ堪能しようとしたんだけれど、ついつい読み進めちゃって普通に漫画を読んでました(笑)。やはりおもしろいし読みやすいです。
「吼えよ!ペン」で、女性アシスタントが一生懸命に描いた見開きの緻密な背景画に、炎尾先生がホワイトをぶちまけて台無しにする、あのページが展示されていました。
本当に描いてました!生でした!青鉛筆の下描き、ペン入れの墨、スクリーントーン、その上に盛大にホワイトをぶちまけて。
すごい…これ、一歩間違えればリアルで漫画と同じ状況になってたんじゃないか…。島本先生の熱意を感じる。
そしてカラー原画がきれい!カラーインクか水彩で描かれていると思うんだけど、発色の鮮やかさ、にじみの美しさ…誌面で見るより何倍もきれいでした。

平野耕太先生「ドリフターズ」「ヘルシング」の原稿は、独自のセンスが滲み出ていました。
1ページまるまる使った原稿が多く、それぞれがイラストのよう。ギトッとした鋭い感じ、画面に占める黒が多くメリハリの効いた絵、独特のポーズや動き…。特に表情に目を奪われる。見ただけで「このキャラただものじゃねーな」と感じる。自分の知らなかった「カッコイイ」がそこにありました。

竹宮恵子先生は「地球へ…」の、単行本カバーのカラー原画が貼られていて大迫力でした。なぜかポスターサイズくらいの特大サイズで、しっかりと絵具で描かれた美しい絵に圧倒です。しかも大きいと美術館によく映える。
小学生の頃に鉛筆でノートに描かれた漫画が展示されていて、すごくお達者で驚きました。クラスの本棚で先生の漫画が連載されていて、かなりの数だったそうです。きっとストーリーが次から次へと沸いてくるのでしょう。作品によって様々な世界観があって、スケールの大きさを感じます。

あずまきよひこ先生は几帳面で整理された絵でした。
設定画とか、まるでアニメの設定画みたい。ピシっと整った1本の線。「よつばと!」の原稿が展示されていて、デッサンの確かさではこの錚々たる作家の中でも特に印象的でした。
背景もしっかり描かれていて、その資料は写真のみならず現物まで。ホットケーキを作る回の資料である調理器具や材料などが展示されていました。
背景はトーンをあまり使わず、ペンの斜線できっちり表現していて、よくこんな事ができるなぁと驚きでした。確かなデッサンの中に雰囲気と空気、味を感じます。

諸星大二郎先生は、絵がうまい!
1ページに10コマくらいあったりするんだけれど、ひとコマひとコマがまるで映画のワンシーンみたい。それだけ構図がしっかりしている。人物だけでなく、家屋や林などの描写に目を見張ります。
宮崎駿監督の漫画の絵を思い出しました。宮崎監督は諸星先生の漫画を読んでいるとどこかで見かけた事があるし、漫画の描き方に影響を受けているところがあると思う。
民族とか宗教、文化を感じさせる作品が多く、世界に深みを感じます。

手塚治虫先生は、「ブラック・ジャック」の複製原画や、子どもの頃に描かれた自作の肉筆本が展示されていました。
「ブラック・ジャック」は描線から筆が走っているのを感じます。
「なに!?一家心中!?よし、それを待っていたんだ。すぐに遺体を運べ!」
ショッキングな言葉。なんて不謹慎なことを言うんだ。でも、彼の眼光からは絶対に何か目的があって、誰かを救おうとしている意思を強く感じる。この言動にも理由があるはず。
このシーンの数コマだけでそれが分かる。ブラック・ジャックのキャラクターの魅力をビリビリ感じます。

藤子不二雄A先生の原画は数点だけだったのですが、「まんが道」のカラー原画があってうれしかったです!「まんが道」はだんだん背景がリアルになってくるんだけど、原画はそうなり始めた頃の絵で、でもカラーの色使いは児童漫画らしい原色を主に使ったものでした。
「まんが道」、何度も読んだなぁ…。僕の中学1年生の頃、クリスマスプレゼントに「まんが道」全巻を頼みました。心をふつふつと沸き立たせてくれる、とても大事な作品です。

さいとう・たかを先生の原画は、もうすばらしい!これだ!これだよ!
人物も背景も表情もアングルも上質なリアリティを感じる。画面が心地いい。そしてかっこいい。
展示されていた「無用ノ助」の原画。時代劇だけど背景、衣装、小道具、人の生活、そういうものがしっかりしているからフィクションを感じさせずまるで映画を観るように作品に入り込める。
殺陣シーンでは、力強く、美しい絵がいっそう際立つ。何ページにも渡って見開きがずっと続くシーンは特にいいなぁと思った。
「ゴルゴ13」でゴルゴが使う銃のレプリカが展示されていた。1m以上あって黒々として大きい。
そして原画を見ると、ゴルゴが銃撃戦の中、銃を片手で掴んだままひょいと壁を飛び越えるシーンが。え?まるでペットボトルか何かを掴むように軽く持ってる。銃が小さく見える。その後に展示している銃を見返すと、まるでそこにゴルゴがいるかのように具体的な像が見えた。大きくてでがっしりした筋肉質な体。銃ひとつでここまで量感を感じさせるとは。リアリティがすごいです。

このマンガ展の中にいて、なんだか胸がつまって涙がこみあげてきました。原稿に宿った熱量。先人が積み重ねてきた歴史。そして今も多くの漫画家が心血注いで作品を生み出しているんだと。そういう事を感じて。

出口付近に、ご自由にお描きください、と液タブのcinticq22が2台設置されていました。
これだけ多くの作家の原画にふれて、刺激や感動をたくさん受けてなにか吐き出したい気持ち。何描こう。分からない。とりあえずペンを走らす。グリグリと。シルエットができてきた。あ、なんか見えてきた。描き進める。
それにしても、使えるのがペンのみで拡大縮小とかショートカットが使えない。左手デバイスがないのがこんなに不便とは。つながれてるノートパソコンのキーボード使ってもいいですかと聞いたらペンのみのご使用となりますとの事。仕方ないからこのまま描く。やはり不便だが少しずつ慣れてきた。
最近は原稿を描いていて手があったまっているからペンが走ってくれた。線画ができて下塗りしてカゲを入れ出していると閉館時間のアナウンスが。あぁ、せめてあと少しだけ。最低限の仕上げをして、マンガ展への感謝のメッセージを添えて席を立ちました。
役員さんは渋い顔していたけど。2時間くらい描き続けていたし、閉館時間きても粘っていたし。
すみません。ありがとうございました。

「ユキとケイトのスケートボード」を脱稿できて、マンガ展を観れて。いい夏のしめくくりができました。








8.31.2015

ユキとケイトのスケートボード


ユキとケイトのスケートボード」を描きました。
今回はスケートボードのシーンよりも、主にふたりの生活を見せる事を意識してみました。
よかったらご覧ください。

8.30.2015

しずく

今日も原稿の仕上げをしました。
原稿って、薄皮を重ねていくように小さな事の積み重ねでできていくのだなと再確認しました。

今日はしとしとと雨の降る一日でした。雨のしっとりした空気って好きなんですよね。
日中は少し暑さを感じたけど、日暮れからは涼しい。過ごしやすいいい季節になってきたなぁ。

8.29.2015

keep

今日もなんとかノルマの4ページを仕上げられました…。
走りきれるようにがんばろう。

タブレットPCが復活したので、原稿中に音楽を聴けるようになりました。カンフル剤になってはかどります。

8.27.2015

画面づくり

ただいま原稿の仕上げをやっています。
少なくとも1日4枚はこなしていきたい。


先日、仕事で知り合った映像カメラマンの方から連絡があって、ずっと聞きたかった質問をしてみました。

「漫画で画面を作る際に、望遠の画面だと安定感が出てしっくりくるんですけど、広角だと画面が安っぽくなっちゃうんです。日本の映画やテレビドラマなんかでも、人の会話シーンなど基本的に望遠ですよね。映像を撮るとき、レンズを使い分ける基準ってあるんでしょうか?」

「どういう意図の映像を撮りたいかによりますね。望遠レンズで安定すると言うのは、余計な情報が減るからです。引いた場所からズームにする事で、撮りたい画のみに絞った画面ができる。
逆に広角はいろいろなものが映りすぎちゃうんです。しかもそれぞれのものが小さく。情報量が多くなりがちです。使うのは風景とか鮮明に見せる時とかですかね。」

おぉ~、すごい納得!なんとな~く感覚では分かっているんだけど、なぜなのか説明できない部分を言葉にしてくれてスッキリしました。
なるほどね、望遠は映したいものに集中できるからか。被写界深度が浅いから背景にボケが出やすくなるのも相まって。そうやって理屈で納得するとさらに漫画に応用が利きそう。うれしい収穫です!


僕が望遠レンズの画面を意識するようになったのはこの本を読んでからでした。
ここで勧められていた、降旗康男監督「STATION」を観て、いい画面とはこういうものかと勉強になりました。


この本では、肉眼でどのように見たときに望遠レンズの視界になるかというのを分かりやすく説明してくれています。ターミネーターがズームアップする例えはとても分かりやすかったです。


漫画を描く方なら、画面作りの作法として読んでいて損はないおすすめの本です。

8.23.2015

夏の仕事

今日も原稿を描きました。
線画をひととおり描いたので、これから仕上げです。
しかしやる事があるので、それを終えてから。
なんとか今月中に仕上げられるよう気を抜かないでやっていきたいです。

8.22.2015

ごほうびは後

今日も原稿を描きました。

昨日は起きてから、今週のアニメが溜まっていたのでお菓子を食べながらいくつか視聴。
そのせいかダラダラ感がなかなかぬぐいきれずいつもより半日遅れで今日のノルマを描きあげました…。
気を抜くのはやることやった後にしないと、前にするとよろしくないですな…。

今回の作品は16ページなので残り数ページ。油断しないで取り組もう。

8.20.2015

手で描く

今日も原稿を描きました。

手がキャラを描く事を覚えてきたのでいくつか資料を見ないで描いてみたけど、やっぱりラクだし速いです。ある程度単純化して捉えて、モリモリ描けたらいいな。

お気に入りの絵描きさんを見つけました。濃い絵具をガシガシ乗せていく塗り方で、ラフだけどとてもきれいな絵。こんな塗りをしたいと思いました。

8.19.2015

slow run

今日も原稿を描きました。

途中、休憩を何度もはさんだりネットしちゃったりでダラダラと長引いちゃった。
もっと集中してキュッと描きたいなぁ。

休憩で間食して気分転換する事がよくあるけど、やりすぎちゃだめですな。眠くなる…。
休憩するのって描いている勢い(体も気持ちも)を止めるから、また描き始めるのにエネルギーを使うわけで。休憩が多いのもあまりよくないかも。

あ、明日こそは集中して描くぞ~。

8.18.2015

印象

今日も引き続き原稿を描きました。

これまでひとコマずつ、アタリ、下描き、ペン入れとやっていたけど、次はアタリをひととおり入れてみよう。とっかかりがある方が次のコマを描き始める際にスムーズにできるかもしれない。

今日は朝焼けがきれいでした。写真に撮ってみたけど、肉眼で見た色のほうがずっときれい。
絵を描く際も、こういう強く心に残った「印象」を再現する事を大事にしたい。

8.17.2015

今年の夏

今日も原稿を描きました。

やる気って描いている事で出てくるのだと改めて実感しました。
目が覚めて、体力が残っている早いうちに机に向かうのがよいですな。


初夏に訪れた風景。市の中心部では最も好きな場所です。


最近少しずつ、陽が短くなり夜は涼しくなってきました。
とはいえ、夏の名残を惜しむには早い。まだ夏は残っている。
せめて今描いている作品を完成させるまで。

8.16.2015

ゆるやかな時の中で

今日は、ご縁があって漫画家・イラストレーターの後藤啓介先生にお会いしてきました。
主にファンタジーのイラストレーションでご活躍されて、現在は書籍の表紙などを手がけていられます。

幻想的で透き通るようなその絵は不思議な魅力にあふれていました。一体どこからこんなイマジネーションがわいてくるのか。言葉では表せない感性を内にもっているのだと思います。

生原稿を見せていただけて、カラーインクと水彩、水彩紙で描かれた絵は発色がきれいでした。繊細な筆のストロークひとつひとつに気持ちが込められているのを感じます。

緻密なファンタジー画からシンプルな挿絵まで描かれていて、どれもキャラクターのシルエットがきれいです。特に女性の曲線の特徴、ポーズに惹かれます。

独自の世界観にたっぷり触れられていい刺激になりました。よい出会いに感謝です。


8.15.2015

画面での正しさ

今日も原稿を描きました。

写真やらモデルやらをトレスする時って、そのままトレスすると原稿の画面上だと違和感が出る。
なぜかははっきりとは分からないけど、とにかくそういう経験が何度もある。

以前にTVで、似顔絵描きの小河原智子さんが似顔絵のコツを教授している中で、
「写真をそのまま写してもあまり似たものにならない。特徴を強調する事で似顔絵になる」という事をホワイトボードで実践していた。
確か研ナオコさんの似顔絵だったと思う。そのままトレスしたものは、リアルな似顔絵として見ても何か微妙。ところが特徴を強調したものは、「すごいー、似てるー」って思わず声が出ちゃうくらい似ていた。トレスのものよりよっぽどリアルに感じる。不思議。

写真は正確なデッサンの画面を作ってくれるけど、漫画の原稿上ではそれが必ずしも正しいものではないようだ。漫画のデフォルメ(気持ちを込めて自分の絵で描く)を加える事で、原稿の上で映える画面が生まれると思う。

8.14.2015

小顔

今日も原稿を描きました。

背景を描く際に、家とか部屋とかネームではアバウトなところの設定を詰めていくのに時間がかかる。資料探して資料見て描いての繰り返し。いつもの事ですが。もっと手際よくできるようになりたい。

女の子の顔を描いていて、3Dモデルに照らし合わせてみると思ったよりモデルの顔が小さくてびっくりする。「こんなに小さいの!?」って。
頭や顔が大きいほどかわいいという意識が染み付いていて、描いていて見せたいところほど集中して大きくなりがちなので、顔が大きくなる癖がついていた。
「頭」が大きいのはいいんだ。「顔」を小さくすべきなんだ。
よく、女性の美容で小顔にするエステとか美容アイテムとかあるから、漫画やイラストの絵でも顔が小さいのがかわいいというのは理にかなっていると思う。
たくさん描いて体で覚えたい。


8.13.2015

原稿着手

今日は久々に原稿作業ができました。
やっぱ充実感があるや。やっぱ時間がかかるや。
毎日続けたい。淡々と。地道に。ひとコマずつ。

8.10.2015

アイデア

ネーム中は、このメモ冊子がどんどん増えていきます。


これに、思いつくままアイデアを箇条書きします。



人に見せるものでもないので、自分が読めればいい字で書きます。
たまに自分でも読めない時がありますが(笑)

アイデアって、ぼけーっとしてれば出てくるってわけじゃないんですね。
作品に向き合い続ける事で出てくるものがほとんどだと思います。



8.03.2015

感覚

久々にネームを描きました。

描く際に、先の長さとか終わりが見えないとか考えちゃって数ヶ月まともに描けなかったけど、
「繰り返し 何度でも」を思い出して、とりあえず4ページしようって区切ってみたりで描く事ができた。

アイデア出しを昨日の昼から始めて、プロット、ラフネーム、ネームと順にやってもまる1日でできた。順々にやっていけばできるもんなんだ。

その時に意識するのが長距離走。マラソン。何時間にも渡って描けるように、短い間のオーバーペースではなく長い間のスローペースを維持するのが適したやり方なんだなと思う。

去年「ヤマノススメ」で葵が夏休みの宿題をする話を思い出した。時期的にもそうだし。
夏休みの宿題も、漫画を描く事も、単純作業の積み重ね。それを長時間淡々とこなす事。そういうもんだなと。改めて実感しました。


漫画を描く事も、夏休みの宿題をする事も、仕事をする事も共通してこういうふうに感じます。
自分にとって漫画を描く事はそれにプラスして「好きな事」っていう利点があるからね。なおのことすすんでやるべきだ。

7.26.2015

Hop!


アカリを描きました。昼休みか放課後に、バイクとたわむれているところです。
やっぱり自分は自転車のあるシチュエーションが好きです。


今日はツール・ド・フランスの最終決戦でした。めちゃくちゃ盛り上がった!
アニメでいえば最終回!映画でいえばクライマックス!ゲームでいえばラスボス戦!

決戦の舞台は、これまで数々の名勝負が繰り広げられた超級山岳・ラルプ・デュエズ。
集団にはこれまでのように、優勝候補のフルーム、コンタドール、キンタナ。先頭の逃げ集団とは3分差。優勝がほぼ決まった磐石のフルーム。今まで通り集団でアシストにガッチリ守られながらこのまま最後までいくのか…と思われたその時!
残り8km程で、若手クライマーキンタナの猛烈なアタック!一度は吸収されるもさらにアタックをかける。これにはさすがのフルームもついていけず。先行している逃げ集団とみるみるタイム差を縮めていく。3分あった差が2分…1分。フルームもペースを上げるが苦しそう。
それに比べてキンタナのエネルギーが溢れ出るかのようなヒルクライム。先行していた選手を追い抜かし、その選手も加速しようとするがよろけてしまう。キンタナはグングン登っていく。ついにはアシストも引き離し、どの選手よりも速いペースで駆け抜ける。その姿はかつてのマルコ・パンターニを彷彿とさせる走りだった。

今まで3時間かけて200kmくらい走ってきて何度も山を登り降りしてさらに超級山岳ラルプ・デュエズを登っているんだから苦しくないはずがない。わずかでも脚をゆるめたらすぐそこからフルームが襲い掛かってくるプレッシャーもビンビン感じているはず。見ているだけで怖い。
キンタナはアシストなしの一人に対し、フルームはこのラスト中のラストステージで、強力なポートをはじめ3人も残している。「くにおくん」でいえば冷峰学園の連中が束になってかかってくる感じ。ハラハラドキドキだ。

しかし今日のキンタナの走りは圧倒的不利な状況さえも撥ね退ける力強いものだった。
マイヨ・ジョーヌはフルームの手に渡ったけれど、次はフルームから奪ってやる、山岳では負けないという意思表示が見れた気がしてうれしかった。

それと山岳の観客がすごくてすごくて。
残り7km辺りから道路をびっしりと埋め尽くすかのように大勢の人が応援していて。しかもみんな全力で。叫ぶ人。旗を振る人。一緒に走る人。身を乗り出して応援する人。それが何キロも何キロも続いて、最終決戦の地としてこれ以上のものはねーなってくらい最高の舞台。そこであのキンタナの走りだから胸にこみあげてくる。
(中には昂ぶりすぎて全裸になってる人や煙を巻き上げる人までいて…さすがにそれは迷惑だろうと思ったけれど)

最後は先頭で逃げ切ったティボ・ピノーがステージ優勝。キンタナは1分足らずの差で2位。
ピノーはフランス人らしく、最後でフランス人が勝ったので開催地フランスとしてはさぞうれしかったんだろうな。ピノーを長く映していたせいでキンタナのゴールシーンが見れなかったのはちょっと残念だったんだけどね。

応援していたコンタドールは、総合で5位。マイヨ・ジョーヌを手にして欲しかったし、表彰台にあがって欲しかった。ずっと応援していただけに残念。ぜひ来年も参加してほしい。

マイヨ・ジョーヌ(総合優勝)とマイヨ・グランペール(山岳賞)はフルーム。すごい。よくあんな長身で山に強いものだ。途中のステージまでマイヨ・ヴェール(スプリント賞)まで候補に挙がっていたし。もうわけわからん。チートすぎだろ。
フルームは人柄もよさそうだし、2年前も総合優勝で名実ともにツール・ド・フランスのヒーローなんだけど、なんか自分にとってはライバルキャラです。「sky」というさわやかなチーム名なのに、黒づくめの悪の軍団という印象なんですよね(笑)。

マイヨ・ブラン(新人賞)はキンタナ。新人賞といわず山岳賞も獲って欲しかった。
それにしても総合2位で新人賞って…新人賞獲るには総合2位以上でなけりゃいけないわけで、ほとんどマイヨ・ジョーヌと同じくらいの難易度じゃん。キンタナのおかげで価値が高騰しちゃいましたな。これからの若手は大変だ。
と思ったら今年25歳か。来年からは新人賞対象外。前半新人賞常連のサガンも。
個人的には、これからさらにクライマーよりのオールラウンダーが出てきて、総合優勝争いに火花をガンガン散らして欲しいです。

明日はエピローグのシャンゼリゼ。今年もその熱い熱い戦いに幕を下ろしてくれるところまで楽しませていただこうと思います。

7.21.2015

シゥンミャオ


以前描いたイラストのリベンジです。
にゅああああああああああ!!!

7.19.2015

アカリの振れ取り


オリキャラBMXライダー・アカリを描きました。
ライダーたるもの振れ取りくらいできなくちゃね。そういう自分は……