7.02.2015

にゃーたん



「えとたま」楽しいアニメでした。

にゃーたんの、ハイテンションで元気なおバカっぷりがよかった。にゃーたんいてこその作品ですな。

声優のりえしょんがまたいい仕事してます。アニメを観ている時はキャラがしゃべっていると思っているから普通に聴いてしまうけど、常に叫ぶような声で話しているこのにゃーたんを演じきっているのはハンパない事ですよ。どこからこのエネルギーと声が出てくるのかと。ただただリスペクトです。にゃーたんのキャラの半分近くはこの声で成り立っているんじゃないかな。割とマジで。

12支はねーうしとらうーたつみーと、この先があやふやでしたがこのアニメのおかげで、うまひつじとりさるいぬいーと言えるようになりました。12支すべて特徴を付けてのキャラ作りにさすがだなぁと感心するばかりです。12支の擬人化は、イラストや漫画を描く方なら年賀状でそれぞれ描いた事があるものですが、ひとつのお手本というか基準になる気がします。この先長い間、年賀状でえとたまキャラが使われるだろうなと。

好きなキャラはやっぱりにゃーたん。主人公は明るく元気で積極的で、何かに目指して一直線というのがやっぱり観ていて気持ちがいいです。そういえばにゃーたんのボケが強烈すぎて他のほとんどのキャラがツッコミ役だったような…。一人違うベクトルのモーたんがいますが…。

次に好きなのがシマたん。とにかく脚、脚、脚!OPでは毎回そのおみ脚を拝めて目が幸せでした。第6話では思う存分動いてくれたので満足です。

ウリたんは初めなんとも思わなかったけど「ですです」の口癖がだんだんクセになってきました。ポケッとした解説キャラで登場回数が多かったのでたくさん観れたし。1回消えて「ウリたーん!」ってなってあっさり蘇る軽さもウリたんなら納得してしまう。

自分的には5話のカオスっぷりがサイコーでした。このアニメに求めているのはああいうテイストなんですよねー。セハガールじゃないけど、わいわいがやがやハチャメチャな~って。
第1話を観た時、すぐに波長が合った気がしました。「あ、自分このアニメ観るわ」と。

SDキャラのバトルもさすが3Dの大御所「白組」って感じですごいクオリティでした。バトルの動きとかスピーディーで大迫力だし、舞台も毎回凝っていたし、キャラの表情とかヨゴレの表現なども「アニメ」らしさをきちんと出していました。ああいうところに、制作の実力の深さが出ると思います。

それとOP,EDともによかったなぁ。両方とも全話しっかり観ました。「えとたま」は頭から尻尾までおいしいアニメでした。