先日、お仕事の原稿をひととおり描きあげました。
あとは先方さんから修正があるかどうか連絡待ちのところです。
着色の最中にかぜをひいてしまいました。
夏かぜはちょっとやっかいですね。体を冷やしちゃいけないけど窓を閉め切ったら暑いし…。快適な温度管理が難しい。着る物や布団の量で調節する感じかな。
この前NBAのファイナル観ておもしろかった~。
NBA好きだけど、ずいぶん観ていなくて離れていた。
でもちょっと観てみただけで惹きこまれた。だってレブロンがキャブスに復帰してファイナルまで行ってるんだもん。
2003年にNBA入りし、ルーキーの頃から大きく期待されていたレブロン。プレイも成績も素晴らしくジョーダンの再来のようにもてはやされていたが、長い事リング(優勝)にだけは手が届かなかった。
そんな2010年にヒートへ移籍。ウェイド、ボッシュと、スター選手が同じチームに3人いるというまるでドリームチームになった。しかしキャブスのファンは、スタジアムの外でレブロンのレプリカジャージを燃やすなどしてキャブスを裏切った事に憤慨する。
いろいろと批判や苦労はあったが、その実力とリングへの想いを思う存分チームで爆発させ、2012、2013と連覇を成し遂げる。
そして今シーズン、レブロンはキャブスに帰ってきた。自身の最も愛するチームにリングをもたらすために。
ボクなりのレブロンの解釈ですが、今回のキャブスへ復帰したのを見て、ヒートへ移籍したのもキャブスでリングを獲るための経験値を積むためだったんじゃないかと思えてきます。そしてそれを行動や態度で示しているのがすばらしい。それだけで感動です。
ファイナルを観ていて驚いたのが、レブロン1試合40得点って…全得点の半分近くじゃん。もうまさにエースだな。レブロン中心に得点を取っていこうという方針が分かる。
しかし4試合目にレブロンにアクシデント。相手のファウルに突き飛ばされて、コート外のカメラマンに激突、カメラの鋭利な部分に頭をぶつけて頭皮に小さくえぐれた傷を負ってしまう。
その後のプレイが目に見えて鈍くなった。これきついだろうな~と思ってみていたけれど、ハーフタイムの後にも包帯どころか絆創膏さえしていない。傷がむき出しって…気になってプレイに集中できないんじゃいのかな。包帯は見た目的につけたくないとかあるんだろうか。
そんなこんなで4戦目は結局大きく差をつけられて相手のウォリアーズの勝利。
5戦目。2日はさんでレブロンの目に活気が戻っていた。やる気充分。ウォリアーズのホームコートだけど1進1退の攻防。いい勝負。
でも次第にキャブスの得点が少なくなっていく。シュート数は相手と同じくらいというか多いくらいなのになぜか入らない。
しかしレブロンはエースだから自分で攻めるのは分かるけど、もう少しチームにボールをまわしたほうがよかったんじゃないのかな。明らかにマークが集中しててまわりが空いてそうな時でも突っ込んでいくので。それで決めちゃったりもするけど、まわりを使っても得点できたような気もする。
あんまりチームメイトと目を合わさなかったりなんか雰囲気がよくなかったように思う。
そんな中ウォリアーズのカリーが爆発。スリーで得点をバシバシ重ねていく。キャブスこれから追い上げるか?って時に、痛い追い討ちみたいなカリーのシュート。レブロンのパワフルな体やインサイドに潜り込むプレイとは対照的で、飄々と要領よくスピードやテクニックを駆使した外からの攻めが印象的だった。こんな対抗の仕方があるんだなぁと思った。
6戦目もカリーが爆発。キャブスは3クォーターくらいまでは喰らいついていたけど、最終的にはずいぶん離された。レブロンも終了を待たずに交代。その際カリーとハグを交わし、カリーがトッププレイヤーの1人である事を認めたような感じだった。
レブロンを応援していたけど、カリーの輝きが強く印象に残ったNBAファイナルだった。
NBAってなんかすごいストーリー性というかドラマチックというかエンターテインメントだと感じる。強烈でかっこいい選手がコートの上で本気でぶつかり合う。そんなところに惹きつけられる。
映画監督やハリウッドスターも観戦に来たりするし、どこか通じるものがあるのかな。
ぜひレブロンは来年もファイナルの舞台へ立って、そしてリングを獲得してほしいと思います。
ちょっと話は変わりますが、ボクの最も好きな現役NBA選手はシカゴブルズのデリック・ローズです。初めて観た時の、ペイントへのペネトレイトが半端なかった。一人だけ違う時間の中にいるかのようなスピード。ブルズのファイナルでの戦いを観たいなぁ。そして黄金時代以来のリングを獲ってほしい…とも密かに思いながら応援しています。